伝統文化

北村韓屋村の観光時間とレッドゾーンの過料

レッドゾーンを観光できる時間、17時以降も入れる人、₩100,000の過料が実際にどう科されるか、オレンジゾーンとイエローゾーンの意味、そして観光バスが村の外で停まるようになった理由をまとめました。

北村(プクチョン)のレッドゾーン、つまり北村路11キル一帯の路地は、毎日10時から17時まで観光できます。17時から翌朝10時までは観光目的の立ち入りが禁止され、鍾路区庁は観光客に₩100,000の過料を科すことができます。外国人観光客も対象です。過料は2025年3月1日から施行されていますが、自動的に科されるわけではありません。取り締まり担当者がまず警告し、それに従わない場合にだけ科されます。北村のほかの区域に過料のある時間制限はなく、静かに観光すること、イエローゾーンでも10時〜17時に訪れることが呼びかけられているだけです。

北村韓屋村は何時から何時まで観光できる?

レッドゾーンにいられるのは毎日10時〜17時で、ほかの区域に過料のある時間制限はありません。レッドゾーンは北村路11キル一帯の約34,000㎡で、住宅に観光客がもっとも集中する路地です。Visit Seoulも同じ10時〜17時を案内し、村は年中無休としています。

鍾路区は2024年7月1日、観光振興法に基づいて北村を特別管理地域に指定しました。この法律は、区が条例で観光客の訪問時間を制限できると定めています。地域全体はいくつかのゾーンに分かれており、過料があるルールは2つだけです。

ゾーン 場所 内容 過料
レッドゾーン 北村路11キル一帯 17時〜翌10時は観光客の訪問禁止 ₩100,000(2025年3月1日から)
オレンジゾーン 北村路5カキル・桂洞(ケドン)キル一帯 時間制限なし。エチケット案内板と啓発活動 なし
イエローゾーン 北村路12キル一帯 10時〜17時の訪問を呼びかけ。モニタリング なし
貸切バス通行制限区域 北村路、北村路5キル、北村路4キル、昌徳宮1キル(約2.3km) 貸切バスは終日通行禁止 ₩300,000〜₩500,000をバス側に科す(2026年1月1日から)

各ゾーンの場所と措置は鍾路区の指定告示によるもので、オレンジゾーンは住宅と商店が混在し人通りの多い区域、イエローゾーンは継続的に見守る区域で、必要ならオレンジゾーンやレッドゾーンに格上げされると説明されています。イエローゾーンについて、区のFAQは、過料はないものの10時〜17時に訪れるよう呼びかけているとしています。現地では、レッドゾーンの範囲を示す案内板が設置されています(オレンジ・イエローゾーンはエチケット案内板)。正確な境界は、区が案内しているスマートソウルマップで確認できます。

ソウル市のお知らせは、日曜日を路地の「休みの日」にしてほしいとも呼びかけています。これはお願いであり、過料のあるルールではありません。

17時を過ぎて北村にいると本当に過料を取られる?

過料の対象になるのは、レッドゾーンで観光を続け、警告を受けてもやめなかった場合だけです。ほかの場所へ向かう途中に通り抜けるのは観光にあたりません。鍾路区の過料適用ガイドラインは、次の手順を定めています。

  1. 区の取り締まり担当者(北村保安官、韓国語で북촌보안관)が、2回以上口頭で警告し、ルールを説明します。
  2. それでも従わない場合は違反を記録し、身分証を確認します。外国人の場合はパスポートか外国人登録証で、パスポートを撮影するか、番号・国籍・氏名を記録することがあります。
  3. その場で事前通知書が渡され、定められた期間内に書面で意見を出せます。
  4. その後、区が決定して過料の通知を送ります。外国人観光客は、その場で納付するか出国前に納付するよう案内されます。最終的な処分に不服があれば、書面で異議を申し立てられます。

過料は1回目・2回目・3回目の違反とも₩100,000です。区によると、鍾路区観光振興条例の過料基準表に基づき、金額を最大で半分まで減らせます。

これまでに過料が科されたという報告はありません。当時の鍾路区長は2025年9月29日のインタビューで、施行から1年あまりで過料は1件も科していないと述べ、2026年10月7日の韓国の報道でも件数は0件のままとされています。区のFAQは、2024年11月以降ほとんどの訪問者がルールを守っているとしています。17時までにレッドゾーンを出る予定を立て、担当者に退出を求められたら従ってください。

レッドゾーンでは何が「観光」とみなされる?

景色や建物の写真・動画を撮ること、立ち止まって周りを眺めること、店を利用する目的なく路地を歩き回ることが該当します。ガイドラインはこれらを「観光行為」と呼び、担当者は出入りの様子や外見上の行動から判断し、必要なら質問して確認します。

17時以降もレッドゾーンに入れるのはだれ?

17時以降も、ほかの場所へ向かう途中にレッドゾーンを通り抜けるのは自由です。禁止されているのはそこで観光することです。次の人は、事前登録なしで制限時間帯(17時〜翌10時)にも立ち入れます。完全に対象外になるのは住民だけで、それ以外の人は観光を始めれば過料の対象になりえます。

  • 住民:住民登録証または外国人登録証の住所がレッドゾーン内にある人。
  • 住民の家族・知人:住民の家を訪ねる人。住民と一緒ならそのまま入れ、ひとりの場合は担当者が住民に確認することがあります。
  • レッドゾーン内の宿泊施設に泊まる人(韓屋ステイを含む):予約確認書を見せます。長期滞在者は住民には含まれません。
  • レッドゾーン内の店の利用客(カフェ、商店、博物館、工房など):行き先を伝えるか、レシートを見せます。
  • そこで働く人。
  • 観光目的でない車両。

夜8時に路地を撮影する韓屋ステイの宿泊客や、カフェを出たあと写真を撮りながら残っている客は、観光客として扱われます。

北村ではいつでも守るべきマナーは?

Visit Seoulは、ここが人の暮らす家であることから、村全体で「静かな観光」を呼びかけています。

  • 騒がないでください(大声、ふざけ合い、撮影をしない)。特に嘉会洞(カフェドン)31番地の周辺では注意してください。
  • ごみを捨てないでください。
  • グループは10人以下にしてください。
  • マイク、拡声器、スピーカーは使わないでください。
  • ドアが開いていても、家の中を撮影しないでください。

Visit Seoulによると、嘉会洞31・33番地一帯でのソウル市のウォーキングツアーは段階的に取りやめられます。

観光バスは北村に入れる?

入れません。2026年1月1日から、16人乗り以上の貸切バスは、週末・祝日を含め終日、北村路、北村路5キル、北村路4キル、昌徳宮1キルを通行できなくなりました。鍾路区はCCTVで取り締まり、バス事業者は1回目₩300,000、2回目₩400,000、3回目₩500,000の過料を支払います。通勤バス、スクールバス、マウルバス、障害のある人を乗せる車両は、例外として承認を受けられます。

団体ツアーの場合、バスが乗客を降ろせるのは、区が2025年11月に設けた3か所の乗降場だけです。区の報道資料によると、三清路(サムチョンノ)の国立現代美術館前、敦化門路(トンファムンノ)の昌徳宮向かい、三一大路(サミルデロ)のタプコル公園西門付近です。バスがそこに停車できるのは5分までで、その後は景福宮駐車場(バス48台分)かタプコル公園(2台分)に移動します。区はこの2か所の駐車場を貸切バス利用者の主なアクセス拠点としており、北村までは徒歩で約10〜30分です。徒歩、タクシー、路線バスで訪れる人には、この制限は関係ありません。

北村韓屋村は何時に行くのがいい?

10時から16時ごろまでに訪れ、17時前に慌てず北村路11キルを出られるようにしましょう。早朝や夕方に路地を歩きたいなら、レッドゾーンとイエローゾーンの外を選び、同じように静かに過ごしてください。レッドゾーンの韓屋に泊まるなら、予約確認書をスマートフォンに保存し、写真は昼間に撮りましょう。景福宮と昌徳宮は村の両側にあるので、北村は景福宮で過ごす午前と、昌徳宮の後苑の時間指定入場のあいだに組み込みやすい場所です。

北村韓屋村への行き方は?

ソウル地下鉄3号線の安国(アングク)駅で降ります。3番出口から桂洞方向へ約5分まっすぐ歩くと、桂洞キル37にある北村文化センターに着きます。1921年に建てられた韓屋で、北村の歴史を紹介しています。月曜休館で、火〜金曜は9時〜18時(水曜は20時まで)、土・日曜は9時〜17時に開いています。1番出口からは徒歩約7分で、正読図書館(チョンドク図書館)の敷地内、ソウル教育博物館の前にある北村マウル案内所(+82-2-2148-4161)に着きます。

北村のルールは変わる可能性がある?

可能性はあります。鍾路区は2026年5月から11月まで特別管理地域の成果を検証する調査を行っており、訪問者数、地域の商圏、住民・商人・観光客の意見などを調べ、制度の不十分な点を補う方針だと9月10日の報道資料で述べています。2026年8月の報道によると、商人は夏に観光できる時間を延ばすよう求めており、区は調査結果をもとに柔軟な運用を検討できるとしています。2026年10月13日時点で、上記の時間と過料は変わっていません。

Steve OHはSeoulpinの編集者で、ソウルのウェブ制作会社Standardpinを運営しています。記事は掲載した出典をもとにAIの支援で下書きし、Steveが確認してから公開しています。 編集方針